【中医薬膳】干豆腐と豆腐干丝
中医薬膳
夏は冷奴が美味しいですよね。
夏バテになりそうな時は、栄養補給に
私もよく豆腐を使います。
ところで、日本ではあまり馴染みはないのですが
干豆腐というのをご存知でしょうか?
ガンドウフーと読みますが、
漢字から連想できるように
豆腐を圧縮して、水分を取り除いたものなんです。
水分を取り除くというと、高野豆腐を思い出すかもしれませんが
高野豆腐とは似て非なるものです。
茶色っぽいのは、醤油などに漬けて保存ができる用意しているからで
決して揚げているわけではありません。
そして、この干豆腐を麺のように薄切りにしたものが
豆腐干丝(ドウフーガンスー)です
まさに麺ですね。
実際麺の代わりのようにして使います。
干豆腐は普通の豆腐よりも、タンパク質や栄養素の含有量が多く、
よく噛むために腹持ちもよく、
ダイエットにはもってこいでしょう。
薬膳としては、
虚弱体質や、栄養不良、高脂血症、動脈硬化、貧血
などに用いられます。
しかし、普段から冷たいものを食べて、下痢をする方、
下痢気味の体質の方は干豆腐はオススメしません。
胃腸が冷えていない健康な方は
夏バテ予防に干豆腐はいかがでしょうか
干丝チャンプル
1.干豆腐をさっと熱湯にくぐらせてください
2.熱湯にくぐらせた干豆腐を細い麺状に切りましょう。
(中華の食材店などではすでに豆腐干丝になったものを売っています)
3.豆腐干丝の上に千切りにしたピーマンや人参を入れます
4.そこに適量の塩を入れ、鶏がらスープを少々かけます。
5.最後にごま油を入れてさっと混ぜれば出来上がり!